早期発見・早期治療を行い患者様の信頼に応えたい。
昭和45年の開設以来からがんの早期発見・治療に力を入れており、今日でも変わることはありません。当院では上部消化管内視鏡検査は年間約8000件、下部消化管内視鏡検査は年間約4000件を行っており、予約外の緊急検査(胃カメラ:年間約1000件以上)や外科的手術より体への負担が少ない内視鏡治療(胃・大腸EMR、食道・胃ESD等)を積極的に行っています。
当院で行っている検査・治療
検査
当院の検査の特徴
- えずきや痛みなどを軽減し、苦痛の少ない検査を心がけています。
- 事前に過去の診療記録を確認し、患者様に合わせた診療(ケア)を行っています。
- 説明用紙や画像を用いて検査結果を分かりやすく説明をいたします。
治療
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
※食道・胃・大腸
高周波メスを使用して、粘膜下層レベルの病変を剥がし取る手技であり、主に消化管腫瘍の治療に用いられます。ESDの利点は、サイズの大きい腫瘍、潰瘍を伴う腫瘍、切除が難しい部位にある腫瘍を切除出来ることです。一方で従来の治療法と比べ技術の難易度が高く、出血や穿孔(穴があく)等の合併症の頻度が高いことも注意が必要で、十分な訓練と経験を積んだ医師が治療されることが望まれます。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
病変の下に生理食塩水などを注入して持ち上げてからループ状のワイヤーをかけて、ワイヤーをしぼり高周波電流を流して病変を焼き切ります。
その他内視鏡治療
- 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術(EVL)
- 内視鏡的消化管出血止血術
- 内視鏡的ステント留置術
- 内視鏡的異物摘出術
- 内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)
- 内視鏡的逆行性胆汁ドレナージ術(ERBD)
- 内視鏡的胆管・膵管ステント留置術